さんかく窓の外側は夜
最初の投稿は何にしようかと迷っていたところ、つい最近最新8巻が発売されたので、こちらにしようと思います。
(非BL作品ですが、BL好きが読んでも楽しめます。いろんな意味で)
作者ヤマシタトモコさん。
今後も何冊かご紹介したい、贔屓にしてる作家さんです。
独特の台詞回しで、商業BL漫画のデビュー作『くいもの処明楽』はBL界隈では有名作品です。こちらもそのうち。
もう一つヤマシタトモコさんで有名なのは、今市子さん名作『百鬼夜行抄』の盗作疑惑です。
意図的ではなく無意識に影響を受けたかもしれない、ということで謝罪済です。
ヤマシタトモコさん、妖怪とかホラーの類がもともと好きだったのだろうな…と今回の『さんかく窓の外側は夜』の連載が始まってから思いました。
好きで百鬼夜行抄を読み込んだ結果、リスペクトして似てしまったのだろうな、という気が勝手にしてます。
今作はBLを醸してあるところも勿論好きですが、ホラーものとして読んでも面白いです。
呪い、結界、除霊、などなど、いわゆるオカルトです。
しかも結構本格的で、ホラーが苦手な人は、夜中にふと…背後とかが気になるかもしれません(笑)
そこにいい具合にBL要素がプラスされているので、そりゃ面白いよなぁという感じです。
ただ所謂BL漫画ではないので、最終的に主人公2人がBLな関係になることはないんじゃないかな…と思って覚悟して読んでます(笑)
今度実写映画化も決まったそうで、ぜひ見てみたいです。
BL要素をどこまで残してくれるかわかりませんが、期待してます。
BL漫画ではなく、しっかり本格的なホラーなんですが、萌えるし、なんか…エロいんです。
もちろん直接的なエロシーンがあるわけではないんですが…どこか官能的。
ただのBLでは物足りない方におすすめです。
それではおやすみなさい。