恋愛ルビの正しいふりかた
おげれつたなかさんです。
まず名前がすごいですよね。
絵はとても綺麗で上手ですがリアルすぎず、ちょうど良いです。お話によっては、ちょっと表情やセリフが大袈裟というか、劇的なところがあるように感じてしまいます。
表題作は全体の4割程度です。
元ヤンキーガテン系おバカ受
高校時代眼鏡インキャで虐められていたけど、見返すために美容師になって自分磨きをした系攻
元々2人は高校の同級生ですが、攻は虐めてきていた受を恨んでおり、たまたま再会したので復讐を考えます。(受はイメチェンした攻に気付いてない)
受がとにかくおバカで素直で可愛いです。
表紙は少し重そうというか悲しげですが、そんなに重いお話でもないので、気軽に読めます。
この作者さんは大体そうですが、エロはしっかり目です。なんか修正が少なく感じますので、じっくり見たい方はいいかも(笑)
そして残りの6割の、
『ほどける怪物』
コレ、表題作ではありませんが、個人的にはこちらがかなりオススメです。
「錆びた夜でも恋は囁く」のスピンオフです。
こちらの弓という受の、元彼氏の『かんちゃん』がメインキャラとしてでてきます。
かんちゃんは結構なDV男で、弓はいつも殴られてアザがありました。(ここだけ聞くと最低)
こちらがかんちゃん。
今作では、林田さんと呼ばれています。
目つきが悪いです。
なんと、受です。
最高!
目つきが悪くて口も悪くて元タチのDV男が受をしてるなんて最高です。
攻の秀那(しゅうな)くんです。
モテて女性に困ったことのないタイプ。
酔った勢いで身体の関係をもってしまった2人が、相性が良くてセフ◯になり、お互いにそれ以上の感情を持つようになります。
が。林田さんには元恋人を殴っていたという過去があり、それがトラウマになっています。
(恋人を殴ることを正当化するわけではありませんが、当時の林田さんが色々と辛い立場にあったということも明らかになります)
なので恋人を作りたくない、作る資格はないと思って拒絶します。
秀那は秀那で、今まで来るもの拒まずの恋愛ばかりだったので、必死になったことが今までなくて…。
という2人のお話です。
ちなみに林田さん、元々かんちゃん時代は明るくてあっけらかんとした性格だったこともあり(?)性にかなり積極的です。
それはもう、淫◯とか、ビ⚪︎チとかそういうレベルの話で、ギャップがあります。
個人的には、お堅い元タチがネコをする方が好きですが、これはこれでという感じです。こちらもセ◯レという設定ですし、エロはガッツリです。絵が綺麗なので見応えがあります。
この2人には続きがありますので、次回はそちらをレビューする予定です。
それでは、おやすみなさい。