In These Words
こんばんは。
今日は『Guilt Pleasure』さんです。ユニットなんですが、お2人ともアメコミで活躍されていて、ものすごくレベルが高いです。アメリカ在住のようですが、翻訳に違和感があるようなところは特にありません。
まず、作画の咎井淳さんのイラストは、本当に1コマ1コマが綺麗で、絵画のようです。表紙を見るだけでわかるとは思いますが、中も劣らぬクオリティです。
そして、お話も本格ミステリーとして成り立っていて、何度も読み返したくなります。めちゃくちゃ面白いです。
ミステリーということはネタバレ厳禁ですので、ストーリーに関して詳しくは言えませんが…。
痛い話、怖い話が苦手な方には向いてません。
これ、とても大事です。
SMとかそんな可愛いレベルではなく、猟奇殺人鬼と、それをプロファイリングする精神科医と、警察と…というお話ですので、結構痛くて怖いシーンがあります。血も出ます。ハードかつヘビーです。
表紙は少しアレですが、中身はグロテスクかと言われるとそこまでではないと思います。脳味噌とか内臓とかは出てきません。今のところ。
ただ私の主観なので、やばいかも?と思う方はサンプルをしっかり見て自衛してください。
最早ジャンルも、BLというよりは、本格サスペンス。もしくは本格ミステリー。
しかし、現在4巻まで出ていますが、BL要素があるか否かと聞かれると、あります。ちゃんとラブです!!
本格サスペンスでBLなんて、最高じゃないですか…?
最高でした。
ただ、ラブ要素は1巻では極めて少なく、手に汗握る感じです。ドキドキしながら主人公と一緒に恐怖を疑似体験出来るジャンルです。映画化したらすごく面白そうです。まぁでも官能シーンが多いので(暴力シーン、レイプシーンとも言う)、映画は厳しいかな…。
色々と注意事項はありますが、とりあえず、萌えるか萌えないかで聞かれると、私はかなり萌えます。
絵が綺麗で官能的。
主人公の精神科医は、お堅くて面白味のないキャラクターかと思いましたが、とても魅力的です。存在がエロいです。
正直、1巻を読んで、無理!!となる方もいらっしゃる気がしますが、1巻でやめてしまうのは勿体無くて、頑張って2巻まで読んで欲しい。少し流れが違います。萌えも出てきますので。
一応4巻で一区切りなんですが、私はすでに5巻が楽しみで楽しみで仕方ありません。でもここまでに8年かかってるそうですからね。4巻は今月発売したばかりですので、5巻発売までにあと10回は読み直せそうです。
クオリティを維持するのは大変でしょうし、時間がかかっても楽しみに待ちます。
ちなみに作者のお二方は、日本でBL漫画を描くことに憧れがあったそうです。我々からすると本当に日本で描いてくださって感謝しかないです。
異色の作品ではありますが、規模もクオリティもハイレベルなBL漫画ですので、是非読んでみて欲しいです。
それでは、おやすみなさい。
(たぶん止まらなくなりますので、夜分に読み始めるのはおすすめしません。私は4巻を読んでいる途中で1巻から読み直しをしてしまい、深夜3時まで読んでいました。笑)