よるとあさの歌
こんばんは。
今日ははらださんです。
BL初心者にはお勧めしにくいはらださんですが、この『よるとあさの歌』は比較的初心者の方でも楽しめるかと思います。
バンドものです。
私はずっと田舎に住んでいますので、インディーズバンドのおっかけなんて縁がありませんが、こういう世界なのか…と思いながら読みました。
攻の朝一、ボーカル。
モテたくてバンドを始めた典型ですが、他のバンドメンバーに比べてモテない。完全にノンケ。
バカで結構クズ。
受のヨル。ベース。
元々所属していたバンドではボーカルをしていたが、ベースが抜けた朝一のバンドにベースとして加入。
男女問わずめちゃくちゃモテるが、ファンの子に手を出すことはない。おっとりした不思議ちゃん。
朝一のことが大好き。
朝一は本当に器の小さい男です。
自分よりビジュアル的にも技術的にも(人間的にも)上のヨルに対して、対抗心を燃やします。それがもう、本当に、器が小さいなぁ…と。
スパダリの対極にいる男だと思います。(言いたい放題)
ファンの子にも手を出します。
それを望んでる女の子も女の子だとは思いますが、こういう世界が本当にありそうで怖いです。
女の子3人はみんなかわいいです。
真ん中の女の子はしおりちゃんですが、このしおりちゃんは結構キーパーソンです。
しおりちゃんのお兄さん。
こちらもキーパーソン。
見るからに堅気じゃないですが、見たまんま堅気じゃないです。
このお兄さん絶対受なんですよね、いつかスピンオフが出ると思って待っていますが、出ませんね。過去いろいろあって、処女ではないと思います。
朝一は本当に読んでてイライラしてくるくらいダメな男ですが、いろいろ(↑)あって…
ヨルが朝一のことを大好きなのもあって…
なんやかんや嫌いにはなれない攻です。
むしろいろいろあって良かったねと。
途中まで甘々とは程遠い雰囲気ですが、ちゃんとハッピーエンドです。いろいろあったおかげで。書き下ろしはもう、でろっでろのイチャイチャ甘々です。
ちなみにヨルはむっつりスケベなので、エロシーンはたっぷりです。
色気がすごい。こんな男が自分のことが大好きで、なんでも言いなりで、なんてもうノンケでもくらっときますよね。
続編の『よるとあさの歌 Ec』も、付き合ってる二人が見れてとても良いです。おおきな事件はありませんが、相変わらず朝一大好きなヨルと、ちゃんとヨルを大事にしてる朝一が見れて、ひたすらイチャイチャを浴びる一冊です。
それでは、おやすみなさい。