新庄くんと笹原くん
こんばんは。
今日は腰乃さんです。
↑に出てきました笹原くんの弟くんのスピンオフです。
笹原くんの弟、真希くん。
2次元に恋するオタク。3次元に友達はいないし、恋もしたことがない。童貞。
何事も頑張らないので自己評価がかなり低いがやればできる方。
新庄くん。
イケメンで人に好かれるリア充。距離感が近くて遠慮のないタイプ。
軽薄そうに見られがちだが本当は一途。
簡単に説明すると、ずっと『恋をしたりして必死になるのはみっともない!』『セ◯◯スなんて汚い!』と思ってきた笹原くんが必死で恋をする成長物語です。
恋も性も綺麗で楽しいことばかりではないことがしっかり描き込まれていて、これはもう笹原くんに密着したドキュメンタリーです。
リア充な新庄くんも同じただの男子高校生で、真希くんが思うような『住む世界が違う人』ではないのがまた良いです。
同じように恋をするし、同じように緊張もするし、余裕もなくて、読んでいるとどちらも可愛いし愛しくなります。
攻め合いがよくて私自身がどちらが受か楽しみにして読みましたので、ここに受攻は敢えて書きませんが、たぶんこの2人は最終的にはリバです。だって健康な男子高校生ですから、攻めたいですよね…!その辺りもリアルだなと思います。
漫画内で描かれているのは片方のみですので、リバ地雷な方も大丈夫かと思います。
前作の笹原くん(兄)と鮫島くんも出てきます。特にお兄ちゃんは、今作でさらに好きになりました。身体は小さいのにちゃんとお兄ちゃんしてて、雑に扱っているようで真希くんをかなり可愛がっているのがわかって兄弟尊いです。
兄弟…尊い…!
余談ですが、スピンオフで兄弟もBLに描かれているのをよく見ますが、カミングアウト時のご両親の心情を慮ってしまいます。
5年くらいに渡って2冊分描かれた漫画ですので、絵はかなり変わりました。どんどん上手になりますよね腰乃さん!昔に読んで絵が苦手と思っていた方も、改めて読んでみてほしいなと思います。
恋愛なんか!と言っていた男子高校生が恋愛していく様を本当にどこかで見たんじゃないか?というくらい丁寧に描写してあります。文字が多くて時間はかかりますが、面白くて続きをどんどん読んでしまうので、じっくり読める日に是非読んでみて下さい。
ちなみに今は2巻までで綺麗に終わっていますが、全2巻とは表記されていませんので、私はまだ続きを期待しています。
それではおやすみなさい。