兄の忠告
こんばんは。
前回のマイリトルインフェルノに続き、今回も朝田ねむいさんです。
こちら、朝田ねむいさんの商業デビュー作で、短編集です。
『笑撃の』デビュー作とある通り、なかなか個性的というか、BLとは…?萌えとは…?って感じの作品が多いです。
BLとして読むより、ちょっとBL風味の普通の短編集、として読んだ方が全体的にはしっくりくるかもしれません。
あとがきに、「BでもLでもない」という衝撃の言葉も出てきます。
ただ、表題作の「兄の忠告」、これをもう全力でおすすめしたくて今回選びました。
これぞ萌えです。
34歳兄×22歳弟
兄×弟でこんなに萌えたのも初めてかもしれないです。ねむいさんとはカップリングの好みが違いますが、何故かめちゃくちゃ萌えます。不思議。
10年間家をあけている間に、おむつも替えたことがある歳の離れた弟がグレていて、愛をもって忠告する話です。
こちらもBL色は薄めですが、書き下ろしで補填があります。
ここで、めちゃくちゃ萌えます。
あぁ、そっち(兄×弟)か〜〜〜〜!!!と一瞬思いましたが、完全にアリです。(弟攻と勝手に思っていた)
ただ、約40ページ+書き下ろし7ページと短く、もっとこの2人を読みたい…となると思います。
そこで!
ご紹介したいのが、
こちらの、ねむいさんのホームページ。
(やっぱりネーミングが良いです)
「兄の忠告」〜書き下ろしの間の漫画が読めます!
17ページ+2ページ+31ページ
なんと50ページ!
大ボリュームで、単行本に収録されるべきクオリティで描かれています。
兄が弟のお世話をするお話。
内容も、兄の葛藤が読めて大変良いです。やはりなんの葛藤なく12も歳下の弟に手を出すとなるとちょっとどうかと思いますので、ここら辺を描写して頂けるとストンと入ってきます。
ここまで読んで、この短編集への評価は大満足だな…と思いましたので、ご紹介しました。
どんな感じ?と思ったら、ホームページをチラリと覗いてみてください。
「ログ」のところにイラストもあり、短編集全体のキャラクターが出てきてます。
それではこの辺で失礼します。
読者登録してくださってる方がいらっしゃるみたいで、とても嬉しいです。末尾ですが、お礼を言いたくて。励みになります。ありがとうございます。